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スタッフのカトウです(@_@)
雨〜、燦々と〜...
もうこういう出出しをすると歳がバレますよね(笑)
こう雨が続くとなかなかブログのネタになるような話がありません(汗)
ツイッターの方では先行告知させていただいたのですが
KHSの試乗会を今年は開催することとなりました!
8月3日(土)を予定しています。
2020年モデルを始め色々なシリーズの展示・試乗車をご用意する予定です。
当日はちいさな自転車家はKHS専門店へと変貌しますよ(*^^)v
興味のある方はこの機会に是非ご来店ください!
当日ご成約の方にはメーカー協賛による特典もあったりします!
ブログ本題もKHSのお話です(笑)
興味はあるけど購入に至らないのがKHSの特徴です(^^ゞ
ミニベロに10万円掛けるのはなぁ〜...
購入を考えていても知り合いにロードバイクに乗る方がいると大抵こう言われます。
「15万円も出せるならそこそこ高性能のロードバイクが買えるし、そっちの方が速いよ。」
結論から言いましょう。
その通ぉ〜り!!(タケモトピアノ風)
それでもそれでも、私たちはミニベロを敢えてオススメしていきます。
ミニベロは理不尽です。
ロードバイクと比べてパーツの選択肢は少ないし、価格は割高です。
同価格商品で比べても付いているコンポーネントのグレードが低いなんてのはよくあります。
でもですね、それはロードバイク同士でも同じです。
あるメーカーでは10万円する車体のスペックと
あるメーカーの15万円する車体のスペックが同じ
だからと言ってA>Bという構図にはならないのが自転車です。
性能の違いはスペック表で比較すれば一目瞭然となっています。
価格の違いはそれプラスフレームの設計費であったり人件費に当たります。
例えば...
スポーツ自転車で有名なBianchi(ビアンキ)さん
有名な色はチェレステ(イタリア語:Celeste)でその意味は碧空、天空という意味がります。
緑に近い青色なんですが、こちらはなぜか毎年配合が微妙に違います。
その理由として毎年職人さんが年初めに空の色を見て決めている、という諸説があります。
ロマンチックな決め方ですよね。
(イタリア人は大雑把だから毎年違う、なんていう人もいます(笑))
早く走るため、長く走るために各メーカーはそういった設計に拘り抜いているんです。
ミニベロは特にロードバイクやクロスバイクと比べて需要が少ないので
その掛かる費用が1台分にどうしても重く圧し掛かってくるという訳です。
しかし!!
如何にミニベロが割高と言ってもカスタムの上限値はミニベロの方が安く済みます(笑)
ロードバイクで大金が掛かるホイール、ミニベロにはオーダーでもしない限り5万円程度です。
高いと思いますか?
ちなみにロードバイクだと20万〜40万円のホイールとか普通にあります(笑)
トータル的に掛かる費用はミニベロの方が圧倒的に安いと自負しております(笑)
話に熱が入り脱線しましたが...
KHSのP-20Aを2台ご成約いただきましたヽ(^o^)丿
レッド/ホワイトとゴールド/ブラックです。
P-20Aのにくい所は車体のカラーに合わせてシートポストのカラーを変えてくるところですね。
カスタムする前にカスタムされている、こう来るともうカスタムするしかないじゃないですか(笑)
P-20Aのスペックは非常にオーソドックスだと思います。
アルミフレームで軽量化と値段のバランスを取りつつ扱い易さを維持しています。
比較されやすいのがGIANTのIDIOMなんですが、ハンドルポジションがこちらの方が高めです。
スポーツ自転車独特の前傾が苦手な方などオススメですね。
先ほどGIANTのIDIOMと比較されやすいと話したのはこちらの機能が備わってもいるからです。
ハンドルだけが折りたたむことが出来まして、車で運ぶ際に高さの干渉をクリアにします。
たったのこれだけの機能ですが意外と重宝できるのでバカに出来ないギミックですよ(*^^)v
ホイールは451規格の1-3/8のタイヤを履いています。
451規格とは20インチの車輪は406規格と451規格の2種類があります。
ざっくり要約するとタイヤの大きさが違うんですね。
どちらも20インチなのになんで??っと思う方もいますがそこの説明は割愛します(笑)
とりあえずタイヤの大きさが
451規格>406規格
と覚えておいてください。
一般的な20インチには406規格が採用されており、タイヤも安価なモノからラインナップがあります。
もう一つの特徴としてはタイヤの太さの展開が406規格の方が太い種類が多いです。
乗り心地は太い方が安定感が増しますので、特にミニベロのような設計上不安定な車体には
太いタイヤの方が安定しますので、メリットはかなり大きいかと思います。
一方451規格はタイヤが大きいうえに細いタイヤを中心にラインナップされています。
その種類も幅はなく、価格も少し高めが多いのが特徴ですね。
こちらはよりレーシーな自転車に採用される傾向があります。
ミニベロを選ぶ時にどちらの規格か気にすると、その自転車はどういう目的で作られたのか
何となくですが想像できるので、ミニベロを購入する時に参考にしてみて下さい。
一概にそうとは言えませんが、一つの目安とするには割と便利です(*^^)v
で、P-20Aは451規格で1-3/8の太さのタイヤを履いています。
1-3/8の太さはいわゆるママチャリと同じ太さになります。
451規格の中では最も太いタイヤとなりますので
速さを重視しつつも乗り心地を捨てないようにする、そういうメーカーの意図が見えますよね。
こうやって知って選んでみるとそれぞれ特徴があって面白いと思いますよ。
ミニベロはロードバイクと違ってフレーム設計にそこまで拘ることが出来ません。
(理由はいくつかありますがここでは割愛します。)
なので、少し知識を持つことでメーカーの意図が汲み取りやすいので
自転車を選ぶ段階で分かり易くて楽しいと思いますよ。
ミニベロならではの大きなチェーンリングを採用することで一漕ぎの進む距離を増やします。
さらにフロントにも変速機が付けれるように台座が備わっています。
ミニベロで多いのが拡張性の低さです。
専用的な部分が多いためポン付けとはいかない事が結構あります。
ワンオフが必要だったり加工が必要だったり...
所謂これが小径車泣かせというやつです(笑)
なのでこうやって拡張を前提に作られている自転車はお客様にも販売店にも優しい自転車と言えます(笑)
P-20Aは走り易さを求めつつも乗り易さを出来るだけ損なわないように
さらにはよりスポーティーに走りたい方へのための拡張性を備えた
そんな一石二鳥のような自転車なんです(^O^)
持ち上げすぎかな?(笑)
話の途中途中に薀蓄が入りましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ミニベロの魅力が伝わると良いな〜♪